旭川信用金庫(武田智明理事長)は三日、上川管内を中心とした道内の名産品を販売するプロジェクト「じもとたいせつ」の二台目の冷凍自動販売機をアッシュアトリウム(一ノ七)一階に設置した。

 「じもとたいせつ」は、同金庫がトーエーホールディングス(金哲一社長、三ノ七)、ヒロPOPオフィス(渡辺裕美代表、大町二ノ十九)と提携し、今年一月に開始した地域活性化プロジェクト。一台目の自販機の売り上げが四カ月ほどで五十万円を超えるなど好調で、他地域の名産品への要望などもあったことから、今回二台目の設置を決めたという。

 二台目の販売機で扱うのは、「丘の宿こえる」(美瑛町)のスープカレーや、「美珍樓西家」(帯広市)のほかに炒飯など全五商品。価格は六百円から千五百円で、各種キャッシュレス決済にも対応している。

 当日行われたお披露目式では、ヒロPOPオフィスの渡辺代表が、自販機を覆っていたカバーを取ってお披露目し、旭川信用金庫の武田理事長と、トーエーホールディングスの金社長がそれぞれ挨拶。最後に、自販機でも取り扱っている愛別町の「愛ふくふく」の餅まきを行った。

 式の終了後には、さっそく自販機を利用する市民の姿も見られた。(岡本成史)