男山(山崎輿吉社長、市内永山二ノ七)の純米大吟醸「男山」が、世界酒類コンクールで最高金賞を受賞した。一九七七年の海外酒類コンクールでの初受賞以来、四十七年連続の金賞受賞だ。

 受賞した純米大吟醸は、酒造好適米の山田錦を三八%に磨き上げ、昔ながらの製造法で醸した手造りの酒。アルコール分十六度で、フルーティーな香りとすっきりしたのど越しが特徴だ。

 同蔵の山崎五良取締役は「四十七年前から評価を頂いている弊社の純米大吟醸です。今年も高評価を頂戴できたことを嬉しく思っています。贈り物として、または特別な日をお祝いする酒として楽しんで頂ければと思います」と話す。

 男山「純米大吟醸」は、七百二十㍉㍑六千六百円、一・八㍑一万五千四百円。全国の酒類販売店で販売している。(工藤森)