核のごみ最終処分政策の問題点を明らかにし、私たちは何をすべきかを考える集会が、九日(土)午後二時から市民文化会館(七ノ九)小ホールで行われます。道北平和と旭川のフォーラム主催。

 NPO法人原子力資料情報室(CNIC)の高野聡さんが講演します。高野さんは神奈川県横須賀市出身。青山学院大学卒後、韓国・慶北大学大学院で行政学修士号を取得。ソウル大学環境大学院博士課程修了。二〇一〇年から十一年間、韓国に滞在。二二年二月より同情報室スタッフ。

 福島原発事故からまもなく十三年を経過しようとしていますが、事故はまだ収束していません。道内では、核のごみ最終処分場の文献調査が行われた寿都町と神恵内村で概要調査に進むかどうかの瀬戸際に立っています。幌延町でも五百㍍の坑道掘削が進められています。寿都町や、文献調査を受け入れなかった対馬市(長崎県)に通い続けてきた、高野さんと一緒に“核ごみ政策”を考える集会です。

 参加は無料。申し込みも不要です。直接会場へ。問い合わせは、同フォーラム(TEL 22―1178)へ。