ドキュメンタリー映画『原発をとめた裁判長』(小原浩靖監督、二〇二二年、九十二分)の上映会が二十三日(土)、サン・アザレア(六ノ四)三階ホールで開催されます。「チーム今だから」の主催。

 二〇一四年に関西電力大飯原発の運転差し止めを命じる判決を下した福井地裁の裁判長だった樋口英明さんが、退官後に行っている原発の危険性を説く活動を追った作品。原発訴訟の先頭に立つ河合弘之弁護士は、日本の原発は頻発する地震に耐えられない構造であることを指摘する「樋口理論」をもって、新たな裁判を開始する。

 主催者は「元日の能登半島地震でも想定外のことが起き、日本で原発ができないことが改めてはっきりしたと思います。そんな今だからこそ、ぜひこの映画を見てほしい」と来場を呼びかけています。

 上映は、①午前十時、②午後二時の二回。

 前売りチケットと予約が一般千円(当日千二百円)、学生・障がいのある人が五百円、高校生以下無料です。

 チケットはこども冨貴堂(七条買物公園・TEL 25―3169)で販売しています。右のQRコードからも予約可能。予約・問い合わせは、松浦さん(TEL 080―5720―4367)へ。