旭川信用金庫(武田智明理事長)が二十五日、プロバレーボールのヴォレアス北海道に六十五万円を寄付した。
同金庫は二〇二三年度の一年間、「地元応援定期Ⅱ」と名付けて、募集残高の定額(〇・〇〇二%)をヴォレアス北海道の強化費として寄付するという定期預金を取り扱った。二〇二四年三月末の募集残高が約三百二十二億九千百万円となり〇・〇〇二%の金額から端数を切り上げた六十五万円がヴォレアスに贈られた。
贈呈式には、ヴォレアス北海道から池田憲士郎社長、降旗雄平GMをはじめとするチームスタッフ、エド・クライン監督率いる選手ら、計十四人が出席。池田社長は「今シーズンは念願のトップリーグで戦うことができました。大きく負け越してしまいましたが、大手企業が運営するチーム相手に創部七年のチームが戦う姿を見て頂けたことは嬉しく思っています。来シーズンもトップリーグのSVリーグを戦えることになりました。見て頂ける方にチャレンジの大切さや旭川に住む意味や誇りを伝えていけたら嬉しいです」と挨拶した。
その後、降旗GMとエド監督から詳細な報告が行われ、最後に武田理事長から池田社長に目録が手渡された。(工藤森)