今年の一月から全国六十館以上で上映された映画『カムイのうた』が、五月十七日(金)から、シネプレックス旭川(永山十二ノ三)でアンコール上映される。
同作品は、文字を持たないアイヌ民族のユーカラ(叙事詩)を日本語に翻訳し残した知里幸恵の生涯をモデルに、アイヌ民族の史実を描いたもの。制作には東川町が企画協力し、作中に登場する装飾品などは町民などのボランティアが専門家を交え作成した。
二十一日には、多肉祭Vol.3の会場(市民活動交流センター・ココデ)でアンコール上映を告知するイベントを開催。作品に登場する装飾品やパネルなどの展示を行い、来場客に作品をPRした。東川町文化交流課課長の高石大地さん(44)は「この映画は旭川が一番長く上映されました。ありがたいことに、上映が終了した後も地元の方から『もう上映しないのか』と多くの問い合わせがあり、今回のアンコール上映へつながりました。差別やアイヌ文化について考えるきっかけにしたい、そんな映画です。北海道やアイヌ文化振興などのイベントでも上映していきたいと思っています。また、現在、十言語以上に翻訳し、世界でも上映を計画しています」と、同作品について説明する。
同作品のPR担当の佐々木かほるさんは「ストーリーはもちろんですが、カムイミンタラの美しく素晴らしい景観などにも是非注目して見て欲しいです。一度見たことがある方も、二度目はきっと違う発見がありますよ」と鑑賞を呼びかけた。
また、同作品の公式ガイドブックとコミックを、東川せんとぴゅあⅡ(東川町北町一)で販売している。
作品については公式ホームページで確認できる。問い合わせは、東川町役場文化交流課(TEL 82―2111)まで。(作田穂菜美)





