「漫画家・手塚治虫の世界を訪ねよう」と題した催しが九月一日(日)午前十時から、神楽公民館(神楽三ノ六、神楽市民交流センター二階)講座室で行われる。同公民館の主催。
漫画にさほど興味がない人でも、漫画の神様・手塚治虫の名を知っている人は多いに違いない。手塚漫画の「鉄腕アトム」や「ジャングル大帝」「リボンの騎士」「火の鳥」「どろろ」「ブラックジャック」などの数々の作品は、手塚が亡くなって三十五年になる今でも、多くのファンに読み継がれている
その手塚が一九七八年、来旭し、冨貴堂本店(三ノ八)でサイン会や、公会堂(常磐公園)で講演会を行い、ファンたちと交流した。その後、手塚のファンで組織する「アトムの会」(氏家正美代表)では毎年、講演会やアニメ上映会を行い、“手塚ワールド”を市民に紹介する活動を実施してきたが、二〇〇八年を最後に活動がストップしていた。
同館の専門指導員・小林宏文さん(69)は「私の年代は手塚の漫画世代で、私も手塚漫画が好きです。三条通や、その後のマルカツ六階の冨貴堂には手塚治虫コーナーがあり、よく寄っていました。アトムの会のことや、手塚さんが来旭したことがあるのは前から知っていました。面白いエピソードも多くあると、お聞きしましたので、この企画を行おうと思い立ちました」と語る。
催しの一部は、「旭川に手塚治虫がやってきた!」をテーマに、アトムの会の氏家さんによる講演。当時、氏家さんは冨貴堂に勤務しており、氏家さんでしか知り得ない、旭川での手塚のエピソードが満載の講演。
二部は、参加者に持参してもらった、ぜひ紹介したい手塚漫画の魅力をスピーチしてもらうコーナーだ。
参加の対象は中学生以上で、募集定員は三十人。参加を希望する人は、同館(TEL 61―6194)へ申し込みを。
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また同センター内にある神楽図書館では、この企画に合わせ「手塚治虫コーナー」をカウンター前に設けている。「火の鳥」「三つ目が通る」「ブラックジャック」「アドルフに告ぐ」「未来人カオス」など百十九冊を備えており、すべて貸し出しが可能。詳しくは、同図書館(TEL 61―6711)へ。
(佐久間和久)





