旭川中央地区交通安全協会連合会の山下裕久会長(旭ダンケ会長)に一月十五日、交通栄誉章「緑十字金章」(交通安全功労者)が贈られた。

 同章は、長年にわたり交通安全に尽力した功労者や優良運転者、交通事故防止に熱心に取り組んできた団体に授与されるもの。

 山下会長は、二〇〇六年から同連合会にかかわるようになり、翌年、副会長に。〇九年に会長に就任し、同連合会の行事や北海道や旭川市、関係機関・団体との会議や交通安全活動に積極的に参加するなど、交通安全の普及や啓発に取り組んできた。一八年に緑十字銅章、二二年に同銀章を受章している。
 また、ダンケグループでは二二年から毎年、春と秋の「全国交通安全運動」の期間に合わせて、旭ダンケ本社前の道道三七号で、交通安全を啓発する旗の波運動を行っている。

 山下会長は「このような章をいただけるとは思っていなかったので、とても驚いています。私自身、交通安全活動を続けてきたことで、どうすれば交通事故を防止できるかと具体的に考え、口に出すようになりました。さらに、会社で行っている旗の波運動を通じて、グループ全体の交通安全の意識が高まっているのを実感しています。今後も地道な活動を続けて、一件でも交通事故がなくなるよう、交通安全に貢献していけたら」と語り、受章を喜んだ。(東寛樹)