旭川信用金庫(武田智明理事長)が十七日、プロバレーボールのヴォレアス北海道に三十五万円を寄付した。
同金庫は二〇二四年度の一年間、「地元応援定期」と名付けて、募集残高の定額(〇・〇〇二%)をヴォレアス北海道の強化費として寄付するという定期預金を取り扱った。二〇二五年三月末の募集残高が約百七十三億六千五百万円となり〇・〇〇二%の金額から端数を切り上げた三十五万円がヴォレアスに贈られた。
贈呈式には、ヴォレアス北海道から池田憲士郎社長、加藤伊織GMをはじめとするチームスタッフ、エド・クライン監督率いる選手ら、計二十二人が出席。池田社長は「今シーズン、SVリーグで四十四試合を戦い、十位という結果に終わりました。順位は残念な結果でしたが、勝利数は昨年に比べ伸ばすことができました。また、シーズン最終二試合は、旭川で過去最多の来場者数となり地域の皆さんに支えられていることを実感しました。来シーズンも無事にSVリーグで戦えることが決まりましたので、是非会場に足を運んで頂ければ嬉しいです」と、あいさつした。
その後、加藤GMとエド監督から詳細な報告が行われ、最後に武田理事長から池田社長に目録が手渡された。(工藤森)