生命保険会社の業界団体、生命保険協会旭川協会(会長=杉下智子・明治安田生命旭川支社長)が一日、障がい者支援団体の「旭川肢体不自由児者父母の会」(浅野眞一会長)、高齢者支援の取り組みを行う「旭川芸能ボランティア大雪会」(竹田勝利会長)、子ども食堂の支援団体「永山ホビーキッチン」(浅利和慶代表)にそれぞれ十万円を寄付した。
生命保険協会旭川協会は二〇〇九年度から、「障がい者支援団体への助成活動」として、地元の団体に助成金を贈っている。また「高齢者支援・健康関連の取り組みへの資金助成」を、地域の実態に即した効果の高い支援を行うためとして、二〇年度から地方協会主体で実施。二三年度からは、子ども食堂を支援・運営する団体も助成対象に加えた。
同日に開かれた贈呈式では、旭川肢体不自由児者父母の会の浅野会長が、助成を受けた団体を代表して挨拶。「私たちがレクリエーションを行う際には、学生にボランティアをお願いしているため、その交通費のほか、子どもたちに渡すおみやげの購入など、必要な経費に助成金を活用したい」と感謝の言葉を述べた。(東寛樹)





