バイオトイレなど環境機器を製造・販売する正和電工(旭川)の橘井敏弘社長が九月下旬、大阪万博の国連のオープンスペース・FLEステージで「トイレ環境と私たちの幸福な関係」をテーマにしたセッションでパネラーとして招待され、世界におけるバイオトイレの可能性について語った。
出席者は橘井社長のほか、日本トイレ協会名誉会長でトイレ建設の第一人者の計事務所ゴンドラの小林純子氏ら三人。
小林氏は「バイオトイレは金の卵」と称賛。
橘井社長は、バイオトイレはおがくずを活用すると紹介し、「バイオトイレの特徴は、水を使わない、下水道が不要、し尿を資源化できる。下水道設備が不要なことから、どこにでも簡単に設置できる。環境に優しい未来の新型トイレです」と説明した。
開発途上国のトイレ問題解決にビルゲイツ財団が、水を使わない新型トイレの開発を支援している。
小林氏は「世界の多くの地域では安全な水を手に入れることが難しくなっている。水を使わず排泄物を肥料として自然に戻すことができるバイオトイレは多くの地域で有効です」と語った。
橘井社長は、「万博のそれも国連が設けたブースで、開発途上国で大きな課題となっている水を使わないバイオトイレの有効性をみなさんに紹介できたことは大きな成果だった。嬉しことに、その後海外からいくつか照会があった」と語った。(佐久間和久)





