ドキュメンタリー映画『黒川の女たち』(監督・松原文枝、語り・大竹しのぶ、九十九分、二〇二五年)の上映会が三月二十二日(日)、サン・アザレア(六ノ四)とまちなかぶんか小屋(七ノ七)で行われます。チーム今だからの主催。

 一九四五年、満蒙開拓により、岐阜県から満州に向かった黒川開拓団が経験した、戦争と性暴力についての証言を集めたドキュメンタリーです。生きて日本に帰るため、助けを求めたソ連軍に「接待」と称する性の相手として差し出された若い女性たち。帰国後、彼女たちを待ち受けていたのは労いではなく、差別や偏見、誹謗中傷でした。戦禍を生きた人々の証言を掘り起こし、戦後八十年の今を生きる私たちに問いかけます。

 「若い女性を性の道具としてしか見ない男性目線の戦争を繰り返してはいけない。黒川の女たちが日本に帰ってからも差別に苦しむのは、ジェンダー意識が特に低い日本の特質だと思う。負の歴史に蓋をしないためにも、ぜひこの作品を観て考えてほしい」と主催者は来場を呼びかけています。

 映画は字幕付き。サン・アザレアで午前十時から、まちなかぶんか小屋では午後一時、同四時、同七時から上映されます。午前と午後で会場が変わりますのでご注意ください。

 チケットは、一般千二百円(前売り千円)、学生・障がい者五百円、高校生以下無料です。こども冨貴堂で取り扱っています。

 予約・問い合わせはチーム今だから(TEL 080―5720―4367)まで。

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