道職業能力開発促進センター旭川訓練センター(ポリテクセンター旭川)は二月二十七日、同センター(永山八ノ二十)で、溶接クラフト科の体験会を開催した。

 同センターでは、求職者が新たな技能・技術を身につけ、早期に再就職するための支援を行っている。
 同科は、昨年までの「金属加工科」を改めたもの。これまで年間二回開講していたところを、今年からは、五、八、十一月の三回開講し、間口を広げた。

 体験会では、初めに溶接の基本について説明。金属同士を熱や電気を使って接合することで、建物の骨組みや車の部品、橋など強度が必要な構造物に使われることを紹介した。

 実習では、ペン立て作りに取り組んだ。ステンレス鋼の板に中が空洞の円柱を垂直に立て、接する個所を溶接する。間隔を空けて点状に溶接する方法で行った。

 作業前に動画を見て、作業時の指導員の手元を確認し、実際に作る際にも、指導員が一人ひとりの作業に付き添った。板の中央に円柱をあてることができているかの確認や、スイッチを押して放すタイミングなどについて声をかけてサポートした。

 参加者の稲葉理恵さん(39)は、「ものづくりを職にしたことはないけれど、夫が溶接工なので興味をもちました。TIG溶接を体験できて楽しかったです」と笑顔を見せた。

 工藤正之センター長は、「旭川市内や近郊町の工場では、溶接に取り組む人を多く求めています。手先が器用な女性も活躍しているので、安心して受講していただければ」と話している。

 受講申込受付期間は、六日から四月七日。選考結果は四月十六日に発表される。受講期間は五月七日から十月二十九日まで。

 募集案内等は右のQRコードから確認できる。問い合わせは同センター訓練科(TEL 47―8043)まで。(横地純鈴)

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