東光11条2丁目・TEL 33-0202
旭川市民のほとんどが食べたことあるんじゃない? と勝手に思っている、ジュンドック。学生のころ、学校祭で必ず食べていた懐かしい思い出の味だ。
ジュンドックは、えびフライ、チキンカツ、ソーセージ(四百九十円・税込)などのフライがご飯に包まれた洋風おにぎり。人気のこの三種のほかに、エビフライ大葉巻(五百二十円・同)、ポークカツ(五百三十円・同)、ビーフカツ(五百八十円・同)がある。どれもボリュームがあるけれど、優しい味付けで食べやすい。
ジュンドックは様々な所で販売されている。旭川駅のキヨスクや道の駅、病院の売店、市内の公園の売店など。代表取締役の渡邉二郎さんは「元々は子どもに向けて作ったもの。子どもに美味しく食べてもらいたくて。だから、学校とかに使ってもらってたんだよね。その内に、添加物が入ってないってことで、病院でも置くようになって」と話す。
ちなみに、色々な所で目にするあのロゴにはJUNDOGと書かれているが、商品名はジュンドック。「昔はドッグ、だったけど、お客さんがみんなドックと言うので、みんなが言う方が正しいか、と思ってドックにした」と笑う渡邉さん。
今回、えびフライ、チキンカツ、ソーセージの人気商品三品をいただいたが、どれも相変わらずの美味しさだった。大きなえびフライはぷりぷりした歯応えが良く、チキンカツやソーセージはお肉の食べごたえ抜群。個人的にはえびフライが一番好き。
ピジョン舘では、ジュンドックの販売の他、ランチ営業も行っていて、大きなエビを使ったえびフライ定食や、牛カツフライ定食などが食べられる。
また、店内には渡邉さんが集めた神居古潭石や石狩川に生息する魚たちの標本、釣り道具、アイヌの木彫りなどが所狭しと飾られている。眺めているだけで飽きない面白いお店、ぜひ一度足を運んでみて。
営業時間は午前十時から午後六時。ランチタイムは午前十一時から午後一時半(午後一時ラストオーダー)。水曜日定休。(作田穂菜美)
ケロコメモ
JRで札幌に行く時、必ずキヨスクでジュンドックを買う。
「5分蒸らしてから食べて下さい」と言われるんだけど、乗車して食べようと思ったらだいたい5分くらいたってるので丁度いい。
ゆっくり食べようと思っても、トンネルが終わるころには完食している。本当に美味しい。必ず食べるのがえびフライ。1番人気だとか。若い人にはチキンカツが人気らしいけど、やっぱりえびフライ。
最近は突然食べたくなり、駅まで買いに行っている。次はチキンカツを食べてみようかな。