北海道税理士会旭川支部(小木田儀和支部長)が二十一日、旭川ロワジールホテルで開いた定期総会後の懇親会の場で、北海道盲導犬協会に七十万円を寄付した。同支部はこれまで十八回にわたり寄付をおこなっており、その総額は約千百四十万円になる。

 寄付金は、旭川中・東法人会からの献金のほか、冬まつり会場での募金、おじさんバンドのV・GOLDのチャリティーコンサートに市民から寄せられた浄財だ。

 和田孝文・同協会所長は「こんなに長い期間にわたって寄付をしていただいている団体は、全国でも例がないと思います」と話した。小木田支部長は「これからもこの活動を続けていきたい」と寄付の継続を約束した。

 協会は現在、将来盲導犬となる犬を約一年間飼育するパピーウォーカーを募っている。和田所長は「旭川には十人ほどのパピーウォーカーがいますが、まだまだ不足しているのが現状です。盲導犬になるには家族の人たちと積む色んな経験がとても大切です。普通に飼っていただければ結構です」と呼びかけている。

 問い合わせは、同協会(℡011―582―8222)へ。