八月十六日発信の朝日デジタルに、「尾木ママ」こと、教育評論家・尾木直樹さんのインタビュー記事が載った。尾木ママは、二〇二一年に市内の公園で凍死した状態で発見された廣瀬爽彩(ひろせ・さあや、当時14)さんの事件を改めて調査した「いじめ問題再調査委員会」の委員長を務め、六月三十日に、「いじめがなければ自殺は起こらなかった」とする報告書の概要版を旭川市に提出している。
尾木さんは一九四七年、滋賀県生まれ。早稲田大学教育学部卒業後、私立海城高校、東京都公立中学校の教師を務める。その後、大学教員に転身して合計四十四年間教壇に立った。臨床教育研究所「虹」主宰。法政大学名誉教授。
記事の見出しは、「尾木ママが語る旭川いじめの教訓 『つらかったら緊急避難して』」。同紙東京社会部の上野創記者の署名記事である。
子どもが自死する、という言葉では伝えられない痛ましい事故・事件について、どのように受け止めて、納得できるような教訓を得るのか。記事の抄録を紹介して、ともに考えたい。以下、引用する。
(全文は本紙または電子版でご覧ください。)
(工藤 稔)
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