「このバカおやじ、どこまで頭が悪いんだあ? 」「頭、おかしいんじゃないのかあ? 周りにいるヤツら、何も言えないのかよ!! 」などと毒づいても、大声で怒鳴っても、どうも腹に落ちない。経験したことのない、強い違和感がいつまでも頭の片隅に残る。世界一の経済大国、世界最強を誇る軍隊を持つ国の大統領とも思えない、恥知らずな言動や幼稚な発想…。どう理解すれば良いのか、本当に困ってしまう。

 小欄としては珍しく北海道新聞を引用しよう。三日付六面「各自核論」の見出しは「トランピズム」。筆者は石田英敬・東京大学名誉教授。まず、トランピズムという聞き慣れない単語をウィキペディアで引いてみた。いわく――。
 ――トランピズム(英: Trumpism)は、ドナルド・トランプと彼の政治的基盤に関連するイデオロギーに従う権威主義的な政治運動である。

 学者や歴史家は、トランピズムを右派ポピュリズム、国民保守主義、ネオ・ナショナリズム、ネオ・ファシズムなど、幅広い右派イデオロギーを取り入れた運動であると説明している。トランピズムのレトリックは、マイノリティ集団に対する反移民、外国人嫌悪、排外主義、人種主義的な攻撃を大きく取り上げている。他に特定された側面には、陰謀論、孤立主義、キリスト教ナショナリズム、保護貿易、反フェミニズム、反LGBTの信念が含まれている。トランピストとトランピアンは、その特徴を示す個人を指す用語である。(中略)

 一部の論評家は、トランピズムをポピュリズムとは見なさず、新しい形のファシズムやネオ・ファシズムへの傾向の一部と見なしており、明示的にファシズムと呼ぶ者もいれば、権威主義的で非自由主義的と呼ぶ者もいる。

(全文は本紙または電子版でご覧ください)

(工藤 稔)

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