五面の記事にあるように、メキシコ・ケレタロ市から来旭して二カ月にわたり、「デザイン都市」としての旭川について調査・研究を深めたアナさんとヨハンさんの報告会とお別れ会が二十六日夜、トーヨーホテルで開かれた。
門外漢ながら、デザイン都市・旭川の活動推進母体のあさひかわ創造都市推進協議会の渡辺直行会長に声を掛けられ出席した。耳慣れない「メキシコ・ケレタロ市」は、旭川と同じ二〇一九年十月にユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の「創造都市ネットワーク」のデザイン分野での加盟を認められている。
二人はケレタロ市で建築事務所を経営しながら大学院の博士課程に在籍して学んでいるそうな。二二年七月にブラジル・サントス市で開催された「ユネスコ創造都市ネットワーク第十四回年次総会」で渡辺会長と会い、「森に囲まれた都市・旭川」の「デザイン都市旭川宣言」に感動して、同じデザイン都市のケレタロ市の比較研究の対象として旭川を選んだ、などと話した。
二五年四月二十九日号の小欄で、私は市立大学の新学部の名称について書く中で、旭川家具の名を世界に知らしめた、カンディハウスの創業者、長原實さん(一九三五―二〇一五年)の名をあげて次のように書いている。
――(前略)二〇一九年、旭川市がユネスコのデザイン都市に認定された背景には、長原さんが当時の東海大学旭川キャンパスの教授陣らと連携して一九九〇年からスタートした、三年に一度の家具のデザインを競うコンテスト「IFDA=国際家具デザインフェア旭川」をはじめとするデザインを中心に据えた数々の取り組みがあった。(後略・引用終わり)
スペイン語を話すメキシコからの研究者二人の姿を眺めながら、生前の長原さんのことを思った。引用した小欄の最後は、「“世界の長原”が目指したのは、「自然を敬い、人を愛する社会を、デザインで実現する大学」であった。スケールが違うわなぁ――」。枕は、ここまで。
訪米から帰国した高市早苗首相は、トランプ大統領との会談で、「日本の法律の範囲内でできることとできないことがあるので、詳細にきっちりと説明した」と述べている。つまり「日本には憲法九条があるので自衛隊の艦船派遣はできない」と説明したということだろう。この報告を受けて、各紙が実施した全国世論調査では、高市首相の会談内容を「評価する」が六割を超えた。
ところが、この世論調査が実施された二十二日、アメリカのウォルツ国連大使は米CBSテレビの番組で「日本の首相が海上自衛隊による支援を約束した」と発言したと報じられた。
(全文は本紙または電子版でご覧ください)
(工藤 稔)
(全文は本紙または電子版でご覧ください。)
●電子版の購読は新聞オンライン.COMへ






