永山2ノ19

 永山の国道三九号沿いに今年二月、オープンしたラーメン店。ここでは本格的な「二郎系」のラーメンが食べられる。

 二郎系は、東京・三田本店の「ラーメン二郎」から派生したラーメンのジャンルの一つで、ゴワっとした極太麺、乳化した濃厚な豚骨醤油スープ、「ヤサイ(もやし・キャベツ)」「ニンニク」「アブラ」「カラメ(味濃いめ)」といったトッピングのカスタマイズが特徴。一般的なラーメンの二倍ほどの量の麺に、山のように盛られる茹で野菜と背脂、分厚いチャーシューなど食べ応えがあり、その中毒性から人気を集めている。

 同店では、定番の「狼豚ラーメン(醤油・味噌)」(千八十円)に加え、「汁なし狼豚ラーメン」(同)、「油そば」(八百五十円)、「えびまぜそば」(九百八十円)を提供するほか、テイクアウトの「からあげ(五個)」(九百五十円)、「豚カップ」(同)なども揃える。

 麺は自家製麺で、「春よ恋」をメインに全粒粉など三種の小麦粉をブレンドした「太麺」と、オーション粉一〇〇%の「平打ち麺」を用意。「狼豚ラーメン」は二種類から選ぶことができ、それ以外のメニューは太麺を使用する。

 早速、「狼豚ラーメン(醤油)」を、平打ち麺、トッピング全マシ(全種類増量)でいただく。

 乳化させすぎない程度に豚骨を煮込んだダシに、三種類のしょうゆやみりんなどで作る特製のカエシを合わせたスープは、濃厚ながらもあっさりとした味わい。ワシワシとした平打ち麺は小麦の風味をしっかり感じられ、スープとの相性も抜群でおいしい。箸が止まらず、あっという間の完食だった。

 「油そば」は、しっかりコシがありながら、もちもち食感の太麺が、自家製のラードやカエシとしっかり絡んで絶品。半分ぐらい食べ進めたあたりから、酢やラー油などを入れて自分好みに「味変」するのもおすすめだ。

 店主は「オープン日には二回来てくれる方がいたほか、頻繁に来店いただく常連さんもいるなど一定の需要があると感じています。まずはこの味を旭川にもっと広めて、地域の皆さんに楽しんで食べてもらえるお店にしていけたら」と語る。

 営業時間は、昼が午前十一時~午後三時(土・日・祝は四時まで)、夜が午後五時~同九時半。火曜日定休。営業日などの詳しい情報は、同店のインスタグラム(右のQRコード)で確認を。(東寛樹)

レポーターのひとことメモ

 本格的な「二郎系」ラーメンを食べられるお店が永山にオープンしました。
 都内に住んでいた頃、「ラーメン二郎」の三田本店、品川店、目黒店などに並んで食べていた私にとって、近場で「二郎系」のラーメンが食べられるようになって嬉しい限り。
 おすすめは、やっぱり定番の「狼豚ラーメン」。濃すぎず、ちょうどいい塩梅のスープが、自家製の平打ち麺とよく合い、文句のない仕上がりです。
 次は、汁なしを食べようかなあ。
(市民レポーター・H)

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2026年10月20日号掲載