西神楽1線17号
TEL 090-8080-8881
西神楽の富良野国道沿いにある、亀濱美里さん(36)と、夫の正哉さん(44)が営む旭川唯一のビリヤニ専門店。二〇二二年に西神楽の別の場所にスパイスカレー店として店舗を構え営業した後、今年四月、この場所に移転した。
ビリヤニは、ペースト状に調理したカレーと、半茹でにしたコメを層にして蒸し上げて作る、インドやパキスタンで食べられている炊き込みご飯。パエリヤ(スペイン)、松茸ご飯(日本)と並び、世界三大炊き込みご飯といわれている。
料理のメニューは、移転を機に、一番人気のビリヤニに絞り「ビリヤニプレート」(千五百五十円)として提供。そのほか、米粉や豆腐、ココアパウダーで作るグルテンフリーの「生チョコケーキ」(五百円)や、「宮古島クラフトコーラ」(五百五十円)、「季節のくだものソーダ」(同)などのドリンクを用意している。
早速「ビリヤニプレート」をいただく。チキンのビリヤニの周りには、グリーンカレーやパパド(豆粉の煎餅)、ライタ(豆乳ヨーグルトサラダ)、副菜各種が盛られている。記者はさらに、半熟のゆで卵を酸っぱ辛く味付けた「卵のアチャール」(二百円)もトッピングしてみた。
ビリヤニには、最高級のパキスタン産バスマティライス(長粒米)を使用。どの料理も化学調味料は使わず、厳選されたスパイスや天日海塩などで、和食出身の正哉さんが素材を生かしたシンプルな味付けをしている。
まずは炊き立てのビリヤニだけで一口食べると、スパイスで引き立てられたバスマティライスの豊かな風味が口の中に広がり絶品。次にカレーと一緒に、その次は副菜と混ぜて、と組み合わせを一通り楽しんだ後は、すべてを混ぜて食べるのがおすすめ。それぞれの素材の味に酸味、甘味、辛味が重なり合い、一口ごとに違う味が楽しめ、この上なくおいしかった。
正哉さんの地元・宮古島直送の黒糖と、無農薬レモン、数種のスパイスを煮詰めたシロップで作る「宮古島クラフトコーラ」は、まろやかな甘さとレモンのさわやかな風味が相まって美味だった。
美里さんは「ビリヤニにハマる方が増えていて、市内・近郊だけでなく、遠方や道外からもこの店を目がけて来店いただくことがあり嬉しいです。これからも、お客さんとごきげんな時間を共有できる場所としてあり続けられたらと思っています」と笑顔を見せた。
営業時間は、ランチ が午前十時~午後三時(ラストオーダー)、ディナーが午後五時半~同七時半(ラストオーダー)。不定休。詳しい営業日時はインスタグラム(右のQRコード)で確認を。(東寛樹)
レポーターのひとことメモ
ここのスパイスカレーは、スパイスが利いていながらも素材のおいしさが感じられる優しい味で、うちの子どもたちも大好き。味付けに化学調味を使っていないのも嬉しいポイントです。
移転してからは、ビリヤニがメインになりましたが、初めて食べたときのそのおいしさは衝撃的で、すっかりハマっちゃいました。
また、美里さんが作るスイーツはどれも絶品で、お店だけでなくイベントなどで見かけると、ついつい買ってしまいます。(市民レポーター・H)
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