七月初旬、釧路に一泊二日の小旅行に行ってきた。メンバーは、業種も年代もまちまちの七人。所属する中小零細企業の経営者の団体が二〇一二年秋に、釧路で全道研修会を開催した。そこに参加した面々が、釧路の飲食店のレベルの高さに魅了され、月に一度集まって、酒を飲み美味いものを食う、名付けて「釧路会」というわけ。で、「年に一度は、現地で(や)ろうよ」ということで、現地例会は四回目。気の置けない仲間内の“大人の遠足”である。
レンタカーを借りて、運送会社の社長が運転を買って出る。それはもうプロだから、大安心よ。前日まで、インターネットで、どこを見学するだの、昼飯はどこの店が美味そうだの散々やり取りして、前の晩は夜中の二時に目が醒めて寝られなかっただの、もう本当に小学生の遠足そのまま。一日目、朝六時四十五分、メンバーの一人、西神楽の農家に集合。車中で、私が早起きして握ったおにぎりを朝飯として食べた。
昼食は、釧路出身の紅一点の実家の近くにある町中華の店に十一時半に予約を入れてある。彼女いわく。「お母さんとケンカをしたとき、ここの中華を食べたら、すぐに仲直りできるの」。寄り道せずに、まっしぐら。予定通り、その「桃季坊」に到着。この日は休みのスタッフがいるとのことで、私たち七人の貸し切りだった。
運転手を除いて、みんな「生ビール」と声を上げ、手書きのメニューから好きなものを注文する。地元産のツブや魚介を使った料理などを二人前、三人前と注文、分け合っていただく。なんて上品な、爽やかな中華なんだろう。しめは、チャーハンとラーメン。これもオリジナリティあふれる、逸品だった。
(工藤稔)
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(工藤 稔)
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