4ノ西4
電話22-3947

画像 聖園中学校の近く、四条通に面して立つお鮨屋さんです。「大将」の大島晃さん(65)が一九七〇年(昭和四十五年)に創業しました。店名の「雷電」は、大将の出身地、岩内町の雷電海岸が由来です。

 この店に固定客が多いその訳は、新鮮な上質のネタを大きく厚く切って、しかも値段を安くしているから。一人前でしっかりお腹いっぱいになるボリュームが魅力です。サビがピリリと強めに利いていて、これがまた大ぶりのネタに良く合います。

 ランチタイム(午前十一時~午後二時)のサービスメニューは「にぎり」と「生ちらし」(どちらも千円)。

 にぎりはマグロ、イクラ、赤貝、甘エビなど生寿し八個にカッパ巻、玉子焼という、上生にぎり相当の布陣。これで千円は、お得感があります。

 一方の生ちらし。こっちも良いネタ使ってますね~。ネタの品数が多く、これまたお得感大。次回はどっちにしようか、迷います。

画像 巻き物がまた、にぎり以上に大きくて豪快。記者おすすめの「カツ巻」(一二五〇円)は、味噌をうっすら付けた豚カツと甘く煮付けたニンジンを一緒に巻いたという、この店オリジナルの逸品です。太さ約九センチ×厚さ三センチ、これが五個で一セット。にぎりを頂いた後では、とても完食できません。私の場合、いつも持ち帰りにして、後からゆっくりと味わっています。

 営業時間は午前十一時~午後十一時。年内は休まず営業。年始は二日から始めます。

ケロコからひとこと

 噂には聞いていたけど、噂以上ですね。ランチの生ちらしのボリューム、クオリティーの高さはたいしたものです。仕入れにもよるんだろうけど、海老の活きの良いこと。赤貝も入ってて感激。嬉しいけれど、こんなにサービスして、この値段で大丈夫? という感じ。私が自慢したら、結構たくさんの人が知ってた…遅れをとったか。

 海鮮の太巻きも有名らしい。ちょうど行った時に作っていたけれど、その太さにびっくり。どうやって食べるんだろう。私の大きな口でもだめみたい。一本で三人分はあると思うな。でも私は一人で一本食べたい!

 注文の電話もたくさんかかっていました。大晦日のごちそうが決まってない人は、ぜひどうぞ。

 えとき ランチタイムの「にぎり」(1000円)。マグロ、ホタテ、甘エビ、イクラ、赤貝、ハマチ…など生寿し8品にカッパ巻、玉子焼という内容

 カツ巻(1250円)は、片手じゃ持てないこの迫力。ぜひ一度お試しを地図

2007年12月25日号掲載