豊岡4ノ6・TEL 33-9225

 四条通沿いに店舗を構える、人気ラーメン店。店主の小菅伸幸さん(50)が二〇〇六年にオープンした。
 メニューは定番の「醤油」(九百五十円)、「塩」(同)、「味噌」(千円)のほか、八丁味噌をベースにしたコク深い「The Miso(千五十円)などをラインナップする。お腹いっぱい食べたい人向けには、「ねぎちゃあしゅう丼」など各種ミニ丼とのセット(千三百五十円)も用意。平日のランチタイム限定で「炒飯」(六百五十円)も食べられる。
 同店ならではのメニューとして人気なのが、客からのリクエストで作り始めたという「魚介醤油」(九百五十円)だ。化学調味料を使わずに、豚骨や鶏、魚介のうま味をじっくり引き出したスープに、二種類の醤油ダレ、煮干しやサバ節を使用した自家製の魚粉を加えることで、深みのある味わいのラーメンに仕上げている。
 さらに、ラーメンにはプラス百五十円で自家製のラー油を加えることができ、特に味噌をアレンジした「辛味噌」にはファンが多い。小菅さんは「ウチといえば『辛味噌』と言ってくれるお客さんも多いですね」と語る。
 また同店では三月から、木~日曜日の午前八~十時の時間帯で、「朝らあめん」の提供をスタートした。小菅さんが一人で対応するため、メニューは「カツオだしらあめん」(醤油・塩/千百円)のみで、一日あたりの杯数も限られる。「和風あっさりラーメンの王道。お客さんからの評判はいいんだけど、ガツンとしたものを求めている人からは『あっさりしすぎかな』と言われることもあるんだよね」と笑う。
 記者は「カツオだしらあめん」の醤油を注文。運ばれてきたラーメンは、澄んだ色のスープに、豚バラチャーシュー、メンマ、煮卵、ノリなどがのっている。スープをひと口すすると、メニュー名にもある通りカツオの風味が際立ち、朝食べるのにピッタリな、軽い食べ心地に。しかし、あっさりしていながらも、同店特製の鶏油(チーユ)を加えることで味に奥深さを出している。
 麺には旭川製麺(東川町)の、低加水の細ちぢれ麺を使っているため、スープともよく絡み相性抜群。トッピングの軟白ねぎやカイワレのシャキシャキした食感もいいアクセントで、するすると食べ進み、あっという間に完食だった。あまりのおいしさで、思わずスープまで飲み干したが、化学調味料がほぼ入っていないため、食後にのどが渇くことはなかった。
 小菅さんは「常連のお客さんに支えられて、この二十年間、続けてこられました。最近は初心にかえって、お客さんを元気に笑顔でお出迎えするなど、日々、一生懸命に営業しています。これからも、一杯一杯のラーメンに真剣に向き合い、心を込めて丁寧に作り続けたいですね」と笑顔を見せた。
 営業時間は昼が午前十一時~午後三時、夜が午後五時~同八時。月曜日定休。(東寛樹)

レポーターのひとことメモ

 うちはあまり外食はしない方ですが、父がここのラーメンが好きで、唯一外食するお店です。3年くらい前から、家族で時々来ます。ドライブが好きな父にとって、東川の自宅から少し距離があるこのお店は、運転のしがいがあるみたいです。
 父はみそが好きですが、私は醤油。それも定番の醤油ラーメンではなく、このお店独自の「無添加ラーメン 魚介醤油」が好きです。
 ギョウザも美味しいので、おすすめですよ。
(市民レポーター・SOYO)

 

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2026年03月31日号掲載