3ノ8 緑橋通ビル2号館1F TEL 76-6543
市内東光にある「橋ノ町cafe」の姉妹店として、昨年五月にオープン。店内には、弁当とミニサイズの総菜合わせて十種類ほどが並ぶ。
オーナーの秋田宏樹さん(41)が「皆さん、おいしいおコメを食べたいと思っているはず」と、こだわるコメは、東鷹栖産のゆめぴりか一〇〇%。炊きあがったコメを、すぐにバットに移して冷ますことで品質の劣化を防ぎ、弁当を温めた時、炊き立てに近い状態で食べられるよう工夫しているという。「冷めた状態だと、肉も魚も本来の味わいにはならないので、ぜひ温めて食べてもらえたら」とおススメする通り、店内には電子レンジが二台設置され、その場で温められる。
早速、人気ナンバーワンの「贅沢銀鮭のわっぱのり弁当」(八百三十円)をいただく。おかかとノリが敷かれたご飯の上には、主役の銀鮭に、ホタテの煮物、昆布の佃煮、きんぴらごぼう、だし巻き玉子、レンコンの天ぷらなどが、ところ狭しとのっている。ほどよく脂がのった銀鮭は、ふんわり柔らかく焼き上げられ、ご飯が進むいい塩加減。どれを食べてもおいしく、箸が止まる間もなく完食となった。
定番メニューの「野菜が摂れるヘルシーロコモコ丼」(六百九十円)は、ご飯の上に、国産牛を使ったハンバーグ、半熟の目玉焼き、ウインナー、パスタ、葉野菜、ポテトサラダと、こちらもおかずが盛りだくさんで、大満足の内容だ。
また、同店では弁当の容器にもこだわり、わっぱ弁当は、楕円形の木製の折箱に詰められ特別感のある雰囲気に。ほかの弁当にも、木目柄があしらわれた容器を使用している。
秋田さんは「お弁当がおいしいのはもちろん、見た目も重視しています。見栄えが良いと買い物が楽しくなると思うので、ちょっとした昼休みの時間に、ショッピング感覚でお弁当選びを楽しんでもらえたら」と語る。
営業時間は午前十一時から午後二時半まで(売り切れ次第終了)。日・月曜日定休、火曜日不定休。今後は、総菜の販売を中心とした夕方営業も予定しているという。
弁当のメニューや営業日は公式インスタグラム(QRコード)で確認を。(東寛樹)
ケロコメモ
緑橋ビル2号館に昨年5月オープン。お店の前は通るけれど、入ったことがなかったので、先日、行って来た。
ここは東光の「橋ノ町カフェ」の姉妹店だとか。のり弁、ハンバーグ、ザンギなどが並び、迷ってしまう。どれもご飯に合うように味付けしてあり、おいしい。ヘルシーロコモコ丼は、国産牛を使用した柔らかいハンバーグ。見ただけで嬉しくなる。
ご飯が美味しいと思ったら、東鷹栖産ゆめぴりか100%。毎日でも行きたくなります。