末広5ノ7
TEL 080-5555-9408

 「イタリア食堂タク」として二〇二一年、末広の住宅街に開店。二四年に名称を変え、イタリアン中心だったメニューの幅を広げて再オープンした。店主の小林拓斗さん(38)は「お昼の時間を増やしたかったのと、自分が好きなカレーをお店で出したかったので」と話す。

 同店では「体に良くて、おいしい」をコンセプトに、オーガニックの食材や、伝統的な製法で作られる古式調味料(しょうゆ・みそ・みりん)を使用した料理を提供する。小林さんがヨガのインストラクターをしていた際に、食材の質の大切さに気付かされたという。「生産者を応援したいですし、何よりもそういう食材はやっぱりおいしいので」と語る。

 メニューは、数種のパスタから選べる「パスタとバルサミコサラダのセット」(千六百円)や、小林さんこだわりの「道産合い挽きのスパイスカリープレート」(同)などを提供。加えて「あべさんの卵、粗糖のぷりん」(六百円)、「ラムレーズンベイクドチーズケーキ」(七百円)などのスイーツや、「ハンドドリップコーヒー」(六百円)、「美瑛産むつみさんのオーガニックハーブティー」(同)などのドリンクも用意する。

 記者は、最近メニューに加わったという「米粉キッシュと自家製ハム、スープ、おやさいのワンプレート」(千六百円)をいただいた。

 あべ養鶏場(下川町)の酵素卵や十勝産チーズで作られたキッシュは、米粉が混ざった生地で、さっくりした食感。イタリア産バルサミコ酢に、オリーブオイルと塩で作ったドレッシングのサラダ。昆布や野菜のだしを効かせたジャガイモのスープ。道産豚肩ロースを塩漬け熟成してから、低温で火入れされた自家製ハム。そのどれもがシンプルな味付けで素材の味が引き立ち、この上なくおいしかった。

 また、同店自慢のプリンは、あべ養鶏場の酵素卵や、びえい牛乳を使用し、砂糖は種子島産有機栽培の粗糖一〇〇%。ミネラルが多く含まれるため優しくも深みのある甘さで、ラム酒が香るほろ苦いカラメルとの相性が抜群だった。少し固めの食感も、記者好みだった。

 小林さんは「以前、知り合いの店で開いた料理教室が好評だったので、今後はこのお店でも定期的に行えるようにしたいです。多くの方に、おいしくて、楽に作れて、身体に良い料理を、ぜひ自宅でも作っていただけたら」と笑顔を見せた。

 営業時間は、ランチ・カフェが午前十時~午後四時、ディナー(木・金・土曜日のみ)が午後六時~同十時。日曜日定休、ほか不定休。
 メニューや営業日などの最新情報はインスタグラム(左のQRコード)で確認を。(東寛樹)

 

レポーターのひとことメモ

 落ち着いた雰囲気の店内で、ランチもディナーも楽しめるお店。

 食事もデザートもコーヒーも美味しく、特に食事は自然栽培のものにこだわりを感じます。

 長居できて、会話もゆっくり楽しめるのがうれしい。夜遅くまで営業しているのも、ポイント高いです。

 日曜日は休みなのでご注意。初めての人は駐車位置がわかりにくいかも。人気店で混み合うので、予約してから行くことをおすすめします。(市民レポーター・おがっち)

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2026年04月14日号掲載