差出人のないハガキが届いた。前号の本欄「『おだつ』大臣は即刻首を切るべきだった、と安住さん、堂々と市議会に戻ればいい」についての意見・苦言である。納得できない内容ではあるが、「オレ、もしかしたら、周囲の人や読者諸兄に、工藤のヤツおだってる、と思われているやもしれぬ…」との懸念が多少あるから、自戒の気持ちを含めて紹介する。しゃくにさわるけど。

 ――「おだつことはなくなった」とは、よく言ったものです。あいたくちがふさがらないとは、まさにこのことです。「直言」を読むたびにいつも「おだった記事」と思う人は私だけでしょうか。その「おだち記事」に気づかないなら、編集長どころか人間として、もう救いようがないと率直に思います。

 特に今回のおだち表現、その(1)「ハプニング当選」 西川さんに方を(筆者注・肩を)持つわけではないですが、これはなにごとですか。訂正したほうがいいです。おだちに気づかないあなたには無理ですか。

 その(2)「堂々と市議選に出馬しなさい、安住さん」。公選法をご存知ですか。四年の任期を有権者が付託するのですよ。その四年間の任期をあなた、知らない訳がないですよね。四年間任期を全うすると約束させられますか。無責任なことをいってはだめですよ。これも、おだちに気づかないあなたに気づけということが無理だと思いつつ、一応、はがきを出させていただきました――

(工藤 稔)

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