雪が積もる少し前に、ずるして延び延びにしていたニンニクの種をようやく蒔いた。畑の土が凍って朝には硬くなっている時期だったし、夏に収穫して冷蔵庫に入れておいた種は白い根を伸ばし始めていたから、果たして来春、ちゃんと芽を出してくれるか心配ではある。雪が消えるのを待ちわびるように、雪が解けた瞬間に青い芽を出す、あのかわゆい姿が忘れられない。四個分、二十四片の種がさて、何本芽をだしますか。それを楽しみに、ジイサンは雪の冬を乗り切るゾー。枕は、ここまで。

 小欄で、私は幾度も「下駄の雪」と揶揄する言葉を書いてきた。宗教団体の創価学会を支持母体とする公明党のことである。連立を組む自民党という「下駄」の歯に、どんなときも、どこまでも、黙ってついて行く「雪」だと。ところが、この雪が結構重かったのね、とこうなって初めてわかる。一強、やりたい放題の安倍晋三政権のときも、国民の目には見えないブレーキ役を果たしていたに違いない。

 公明党が政権を離脱し、維新と連立を組んだ高市早苗政権が矢継ぎ早に繰り出す滅茶苦茶な憲法破壊、大軍拡政策に唖然としながら、下駄の雪の役割を改めて噛みしめている。二十一日発信の朝日デジタルの「公明・斉藤代表語る『支援者の疲弊と不満の限界』良識派との連携の道」と見出しを取ったインタビュー記事を引用しよう。

 ――連立離脱の最大の理由は、現場の支援者の疲弊と不満が限界に達したからです。特に、自民党の「政治とカネ」の問題に対する不信感が、その引き金となりました。(中略)

(工藤稔)

(全文は本紙または電子版でご覧ください)

(工藤 稔)

(全文は本紙または電子版でご覧ください。)

●お申込みはこちらから購読お申込み

●電子版の購読は新聞オンライン.COM

ご意見・ご感想お待ちしております。