3ノ7ソシアルビル6F  電話22-7529

画像 シクラメンの和名が「豚の饅頭」。昔々、マスターの大石徹さん(55)がとある飲食店を訪れたところ、「あっ、シクラメンが来た」と言われたのだとか…。なぜそう呼ばれたのかは書きませんが、これが後に店名の由来となりました。店の歴史はもう三十年以上に及びます。

 「手造りソーセージ」(三百九十円~)と豚肉の燻製「おぶたのとんくん」(六百九十円)が、この店の看板メニュー。どちらも大石さんが大変な手間と労力をかけて、一から作っています。

 試食レポート。まずはソーセージから。しっかりとした噛み応え。肉が良く詰まっている証拠です。塩分控え目でくどさが無く、何本でも食べたくなります。これはビールに最高!

 続いて豚肉の燻製「おぶたのとんくん」。強めの塩味はイタリアの生ハムを彷彿とさせます。そのままでも、またワサビをつけても美味しい。これまたビールがほしくなる味です。

 「女性には優しく、男性には普通に!」がお店のモットー。女性は料理の内容や価格の面で、かなりの恩恵が期待できます。女性客が多いというのも納得です。

地図 年中無休。午後七時から深夜まで営業。閉店時間はノリ次第で延ばします。チャームチャージは、こだわりのお通しが一品選べて千五百円。旭川観光協会の推奨店です。

ケロコから一言

画像 ここに初めて行ったのは奥山コーシンさんと。コーシンさんが出ているレーザーディスクのカラオケが見られると言うので見てみたら、「作詞奥山コーシン」と出て、ライバル心がムラムラと湧いてきた。「私も作詞するんです」と見せたら、「面白いから東京に持って行って良い?」。それでCDデビューになったわけ。遅いけど感謝です!

 トンパパ(大石さんの愛称)はお客が一人でも退屈させず、楽しい時間が過ごせます。「スナックじゃなくてレストラン?」と思うような料理が出て来ます。

 ソーセージはもちろんですが、今ならトンパパが作った野菜がドレスアップして出て来ます。ぜひお腹をすかせてどうぞ。

2007年08月21日号掲載