旭町1ノ13
TEL51-1100
築三十数年の古い下宿をリフォームした懐かしい趣の「スープカリー 奥芝商店 旭川亭」へお邪魔しました。
五月に開店したばかりの店内には、所狭しとレトロな雑貨やレコード、ポスターが飾られています。取締役の佐藤洋介さん(31)が旭川中を廻って見つけたコレクションだそうです。
スープは、トマトベースのチキンスープかエビスープの二種類から選べます。メインの具材とトッピングを選び、辛さとご飯の量を決めて注文。自分好みのカレーを味わうことが出来ます。
野菜は旭川と近郊のものを、米は東神楽のななつぼしを使っています。二階へ上がる階段には生産農家さんの写真が飾られていて、写真の「厚切りベーコンとキノコのカリー」(千百五十円)に使われているシイタケは由仁町から仕入れています。肉厚で食べ応え満点。「このシイタケは干しシイタケのようにダシがよく出るし、食べても美味しいし、凄いんです」と料理長の村上洋平さん(30)。大きな野菜がたっぷり入っている料理だからこそ素材の良さがわかります。
月替わりにオススメのメニューが登場します。今月は富良野の地養豚のしゃぶしゃぶがトッピングされたカレーです。八月は和牛のスープカレーが味わえます。
営業時間は午前十一時から午後三時、休憩を挟んで、午後五時から十一時まで。不定休。店の近くに駐車場があります。 (取材・佐藤日奈子記者)
ケロコからひとこと
「絶対に見つけることが出来ない、美味しいスープカレー屋さんがあるよ」と聞いたので、こう言われれば「絶対に見つけて食べてやる!」と思ってしまう単純な私…。一度行けばそんなに難しい場所にあるわけでもないのだけれど、やっぱりすぐには見つけられずグルグル廻ってやっと発見!
なにやら昔のアパートみたいな感じで、懐かしい匂いが漂います。中もやっぱり懐かしい感じなのだけれど、しっかりリフォームしましたっていうのが伝わってきます。
食べたのは十勝餃子のスープカレー。餃子とカレーって合います。旨味がジワーッと感じられる美味しいカレーでした。友達にも店を探す喜びを感じさせてやろうっと。