東４ノ５
TEL76－1299
街中から流通団地へ続く中央橋通線を進む途中に緑道があります。その右手に「にぎりまま」と書かれた緑色の看板が見えてきます。
昨年十二月にオープンしたおにぎり屋さんです。青森ではおにぎりを「にぎりまま」と呼ぶそうで、青森出身の祖父母にちなんで主人の濱谷智麻紀（はまやちあき）さん（26）が名付けました。現在はお母さんと二人でお店をやっています。
「とにかく料理を誰かのために作るのと、炭水化物が大好き。その中でもおにぎりは、日本人なら誰でも好きですし、縁あって新鮮な食材も仕入れることができましたから」と話す濱谷さん。地産地消にこだわり、ほとんどの食材を道内から仕入れています。
炊き立てはもちろん、冷めても美味しい「ふっくりんこ」は、鷹栖の助安農場のお米。おにぎりを頬張ると、横からご飯がポロポロ崩れてきたりしますが、ここのは違います。ふんわり空気が入ったような柔らかい握り加減のご飯をたっぷりの海苔で包み込んでいます。
おにぎり以外におススメが、うどん（三百円）と、唐揚げ（二百五十円）＝写真。これは一緒に注文すると二度美味しいのです。天ぷらのようなサクサクの唐揚げには胡麻と塩が振ってあり、白出汁のうどんに入れると美味しさが倍増します。ぜひお試し下さい。他にも色々なメニューがあり、テイクアウトも出来ます。
会合やバーベキューなどの大量注文も受け付けています。
営業時間は午前十一時から午後二時まで（売切れ次第終了）。日曜、祝日定休。
（取材・佐藤日奈子）
ケロコからひとこと
ここのおにぎりは美味しいです！三個は食べられます。お気に入りは「糠にしん」と、「たらこバター醤油」。握り加減はふっくらとしていて温かく、塩加減も絶妙です。店内の雰囲気はオシャレでカフェのようです。
先日はカレーを食べました。ごはんにごはん？まるで高校生のような食欲ですが、美味しい物はいくらでも食べられます。このカレーがまた美味しい！結構ピリ辛。中に入っているのがジャガイモじゃなく、サツマイモ。この甘さが辛さに合うんです。うどんも出汁が効いていて美味しい。もちろんおにぎりと一緒に。ここはいいお米と愛情たっぷりなんです。
