旭川市東光19条8丁目TEL73―8263
東光の住宅街の一角、旭川ドリームスタジアムの近くにあるレストラン「ダイニング・プティ・ヴィラージュ」にお邪魔しました。今月四日にオープンしたばかりのお店です。
オーナーシェフの小村岳さん(46)は富良野のホテルで料理長を務めていました。特に野菜への情熱は熱く、夏場は近郊の農家に毎日足を運び、自ら吟味し収穫していたそうです。今後は旭川の農家とも交流を深めたいと意欲を語ります。
ランチはクリーム、オイル、トマト系の三種から選ぶパスタランチ(九百五十円)やメイン料理が魚か肉のフィッシュ、ミートランチ(各千二百円)などセットメニューが中心です。
ランチの一品目はサラダが運ばれます。といっても小鉢に盛られた副菜とは訳が違います。プレートには約二十品種の野菜がまるで料理の一皿のようにきれいに盛り付けられています。しかもドレッシングはオリーブオイルと塩だけ。
「ドレッシングの味じゃなく、野菜の美味しさを味わっていただきたい」と小村さん。野菜への愛情が伝わってきます。
ディナーはアラカルト料理が中心でどれも千円前後。一皿を数人でシェアするカップルやグループ客が多く、ワインも豊富に取り揃えられています。
住宅街にあるファームレストラン、そんなお店です。ぜひどうぞ。
ランチは午前十一時から午後三時、ディナーは午後六時から十時まで。毎週火曜、水曜(月一回)定休。
(取材・草嶋一介記者)
ケロコのひとことメモ
またまた素敵なお店を見つけました。オープン初日ワクワクしながら行ってきました。
パスタランチとフィッシュランチを注文して待っていたら、まずサラダが出て来ました。野菜が高い時期なのに、色々な種類の野菜が入っていて、珍しい野菜も。
サラダにドレッシングがどっぷりとかかっているのが嫌な私ですが、塩とオリーブ油とハーブの粉みたいのが別に添えられていて、気に入りました。
パスタは優しい味。お魚も素材の味を生かしたソースが特においしかった。野菜が豊富な夏に、どんな料理が出て来るのか、とっても楽しみです。