3条通7丁目・TEL 74-3339

 以前二条にあったおしょくじはっちが、七月に今の場所へ移転した。

 「開店じゃなくて移転なので、今までの味を安心して楽しんでもらえると思います」と話すのは、もめんどき代表の木脇靖浩さん。

 ランチは三種類の週替わり定食とキーマカレー。あえて定番をつくらず、毎週内容を変えて提供している。トリ、ブタ、サカナの三種でメニューは決めているとのこと。

 取材に伺った時のメニューは、とりのチリソース、特性メンチカツ、アコウダイの照り焼きだった。定食は全て八百円(税込)で、小鉢と味噌汁が付いてくる。

 どれを頼もうか悩んでいたら「ダブルにできますよ」と木脇さん。ダブル? と思ってメニューを見ると「メインが二品で千百円(同)」の文字が。せっかくなので、とダブルでとりのチリソースとメンチカツをお願いした。

 運ばれてきてびっくりした。ボリュームがすごい! 聞けば、定食で提供してるおかずの量と変わらないという。単純におかずが二倍ということ。それでこの値段は安い。

 とりのチリソースは肉が柔らかく、つるんとした舌触り。チリソースはピリ辛でご飯に合うのにさっぱりしていた。サクサクに揚がったメンチカツは肉感が強く、食べごたえ十分。

 「副菜も含めすべて手作りです。ボリュームがあってリーズナブルなので、しっかり食べたい時に是非どうぞ。午後二時からは、のらくら定番のガリサバやゴボウ棒などが変わらず食べられるので、お酒も楽しんで貰えたら」と話す木脇さんだ。

 また、お持ち帰り弁当(八百円・同)やお持ち帰りキーマカレー(七百円・同)の用意もある。来店して注文の場合は提供に時間がかかるので、事前に電話予約がオススメ。

 営業時間は午前十一時から午後二時まで。午後二時から午前零時(週末は午前一時)までは、サンロクのらくらセンターとしてお酒が楽しめる。年中無休。(作田穂菜美)

 

ケロコメモ
 3条通に新しいお店がオープンした。サンロクのらくらセンター。お昼は「おしょくじはっち」、夜は「サンロクのらくらセンター」に。カウンター、個室、座敷と、80席もあるという。
 週替わりのランチメニューは、迷った末、メバルの煮つけにした。久しぶりに煮魚を食べたなぁ。きちんと手作りで、まさにおふくろの味だ。小鉢付きと書いてあったけど、これが太っ腹。キンピラごぼう、お煮しめ、酢の物、漬け物。これで800円は安い。
 ランチが終わったら、夜の12時まで中休みなしでやっている。お昼から、ちょっと1杯もいいかも。

2023年09月12日号掲載