5条通8丁目 旭川はれて屋台村 TEL 080-6090-5387
フレンチおでんにおはぎの夢? どちらの単語も耳慣れない響きで、どんなメニューなのか想像がつかない。
お店に入ると、きらきらと可愛らしいスイーツがカウンターに並んでいる。ケーキかと思うようなビジュアルだが、これはおはぎ。名寄産の小豆ともち米を使ったこだわりの手作りのおはぎの上に、生クリームと季節のフルーツがのっている。それを最中ではさんで頂くのが「おはぎの夢」スタイルだ。
この商品、なんと賞味期限が一時間! さっそく、ブルーベリーのおはぎの夢(六百円・税込)を頂く。さくさくぱりぱりの最中とフレッシュなブルーベリー、そしておはぎと生クリームが、驚きの相性の良さ。ブルーベリーは旭川産の無農薬のもので、大きくて味が濃く、ジューシー。果物とあんこって、あうんだ…。と初めての美味しさを知った。
「おはぎが元々好きで、新感覚の和と洋の融合スイーツを作れないかな、と考えて開発しました。宝石みたいなきらきらした見た目や食材、もちろん美味しさにもこだわっているので、北海道の豊かさを楽しめる一品になったかな、と思います」と話すのは、オーナーの稲場千香子さん。
和と洋の融合は、フレンチおでんでもいかんなく発揮されている。今回頂いた大根のトリュフソースがけ(千九百八十円・同)は、夏限定の冷たいフレンチおでん。フレンチのダシであるブイヨンがしっかりとしみ込んだ肉厚の大根と、一から手作りのホワイトソース、香りが良いトリュフソースが絶妙なうまさを生み出している。
「肩の荷を下ろしてほっとできる、そんな居場所になれるお店でありたい」と話す稲場さん。稲場さんとの会話を楽しみながら、美味しい和洋折衷の新感覚メニューをぜひ楽しんで。
営業時間は平日が午後二時から同九時、土日祝が正午から午後九時まで。木曜日定休。(作田穂菜美)
ケロコメモ
旭川はれて屋台村にあるお店。美味しいおでんがある。
今は暑いので、冷たいおでんが登場。ダイコン、手羽、半熟卵。これはおいしい。おでんは熱い物と思っていたけれど、冷たいのもありだ。外で食べると、なおおいしい。
今日のスイーツで、新感覚和スイーツが出ていた。おはぎと生クリーム。和と洋の融合だ。おはぎと生クリームなんて合うのかなと思ったら、合う! ワインと一緒に食べてもいいかも。
昼も夜も、ココロにお出かけください。