豊岡4ノ4・TEL56‐7741

 今年六月、豊岡にオープンした「みんなの大(だい)ぱん」さんにお邪魔しました。

 食パンに総菜パンにオシャレなフォカッチャ、色とりどりのフルーツのパン…店内には数えきれないほどのパンが並んでいます。

 「毎日来てくれて楽しめるように、小さめで低価格、常時八十種類ほど作っています。常連さんたちはそれぞれ好きなパンが違うんですよ」と代表の桐生大輔さん(35)。たくさんの種類の中から、いくつか食べてご紹介します。

 「プレーンベーグル」(百二十円)は、しっかりとした食感と、豊かな香りがクセになります。「バジルとアイコのフォカッチャ」(百三十円)は、あま~いミニトマト「アイコ」と、バジルの香りが爽やかなおいしさ。「シャインマスカットとバッファローのデニッシュ」(二百七十円)は、マスカットとブドウの夏らしい味わいです。

 菓子パンも豊富です。コーヒーゼリー入りの「カフェロールオレ」(百七十円)や、斬新な「マシュマロのデニッシュ」(二百円)は、お菓子感覚で子どもが喜びそうな味です。

 筆者のお気に入りは「オレのオニオンブレッド」(一本五百円、ハーフ二百六十円)。シャキシャキのタマネギの甘みと香りに、チーズとフワフワの生地。間に挟まったハムの塩味がたまりません。「塩の食パン」(一斤二百三十円)は、驚くほどしっとりとしています。ほのかな塩味がそのままでも美味。乳製品などは一切使用せず、塩だけで作っているとのこと。

 また、道産のジャムやベーコンなどもたくさん売っていますよ。

 桐生さんの実家はパン屋さん。物心ついた頃からパン作りを見て育ち、専門学校、市内のパン屋さん、そして実家のお店で修行を積んで、奥さんの薫さんと共に開業しました。

 「五人の子どもを育てながら店をやっていますから、やはり子どもがおいしいと感じ、誰もが安心できる食材しか使っていません。みんな笑顔で楽しんでもらえる、それが一番ですね」と桐生さん。子育てパパとママがつくる、ユニークで優しいパンを味わって下さい――。

 不定休(だいたい月曜が多いとのこと)。営業時間は午前十時から、無くなるまで。(取材・太野垣陽介記者)

ケロコのひとことメモ

 おみやげにいただいたパン。「塩パン」と「ちぎりパン」が妙においしくて、私の中で「パンはこうゆう味」という懐かしさがありました。

 どこで買ったの? と聞いて早速行って来ました。「大パン」というだけあって、大きな人がいました! 色々な種類のデニッシュがあり、目にもきれい。

 なかなか研究熱心な大ちゃんらしい。マヨネーズと砂糖の「シュガーマヨ」は、疑いつつ食べてみたら、美味しかった。

 塩パンやちぎりパンはもちろん、ブルーベリーや塩キャラメルのデニッシュも美味しい。お店で見たら、全種類食べたくなりますよ!