3ノ2ロジェ3・2 1階 TEL74―3131

 日赤病院近くの三条通りにある、ワークショップ ギャラリー&カフェ「のにある」さんにお邪魔しました。

 店内右手はギャラリー、左手にはカウンターがありカフェになっています。店内にはベネチアングラスや有田焼などの食器がズラリ。雑貨や古物、工芸品の販売もしているんですね。

 こちらは約四十年続く美術教室、旭川美術研究所(七ノ八)が経営するカフェ。「〝人と人がつながる場〟として、ワークショップとギャラリー、カフェにショップと四つの柱を軸に今年六月、オープンしました」と代表の本庄留理子(61)さん。

 メニューはシンプルですが、「豪華」とウワサされる「トーストセット」(五百五十円、百円でサラダ追加)を頼んでみましょう。まずサラダの豪華さにビックリ。たっぷりの野菜とポテトサラダ、リンゴにカマンベールチーズまで付いています。トーストに添えてあるのは、繊維状のバターと手作りのブルーベリージャム。

 厚切りのトーストをザクッと一口。そのままでも美味しいホテル仕様の食パンです。手作りジャムはみずみずしく濃厚。バターは繊維状なので塗りやすく、パンの自然な甘さを引き立てています。

 デザートには、「パンプキン団子」(百円)。モチモチとしたカボチャ団子に、三種の豆でつくったアンコと生クリームが載っています。優しい甘さがコーヒーとも相性バッチリ。

 一つひとつが、ちゃんと手間をかけ、オシャレに仕上げているのが伝わります。お腹もいっぱいです。

 「長年美術教室をやっている中で、心の問題を抱える子どもたちと会ってきました。不登校や自殺志願といった問題の相談にも乗ってきましたので、そうした心理学や支援活動の講座やカウンセリングも行なっています」と本庄さん。「芸術と、人と人とのつながりを通じて、明るい心や自立心を生み出せる、そんな場を作りたかったんです」――。

 火、水曜定休。午後一時から同六時まで。十二月から三月は休業しています。(太野垣陽介記者)

ケロコのひとことメモ

 ステキなカフェがあると友達が教えてくれました。好きなカップを選んで下さい、と言われて迷う迷う。

 コーヒーだけにしようと思ったけど、トーストセットにパンプキン団子、サラダも付けてもらった。

 値段も安いので、ごく普通の品が運ばれてくると思ったら、豪華でビックリ。繊維状になったバターを見て、どうやってるんですかと聞いてしまった。

 周りを見渡せば、素敵な食器が売っていたり、絵だと思ったら織り物の作品が展示されていたり、ワークショップもやっていたので、私もやってみたいと思ったり。なかなか深いカフェですよ。