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 うれしいことに、市内でオーガニックの店が増えているような気がする。先月オープンしたばかりのこの店も、食材は無農薬、無添加にこだわり、旭川近郊の野菜を中心としたレストランだ。

 店主の田近英子さん(69)は、息子が小学生のときにぜんそくにかかり、病院に走ることもしばしば。そんなときに玄米食を薦められ、その後マクロビオテックなど体に良い食材と料理を研究してきた。現在、道新文化センターで食養料理の講座の講師を務めている。

 「口から入るものは血となり、細胞となって体を作る。食がどんなに大切なものか、多くの人に分かってもらいたい」。そう思っていたところ、知人から夜しか開店しないカフェバーを、日中はレストランとして利用することを提案され、引き受けた。

 提供しているのは「一汁三菜のランチ」(千二百円)とケーキセット(五百円)など。訪れた日のランチは、ご飯が玄米か五分づき米、おかずがカボチャのコロッケ、ピーマンの昆布茶あえ、切干大根煮、小松菜のナムル、スープが夏野菜たっぷりのラタトゥーユ風、デザートがリンゴの葛煮、そして飲み物がバナナと小松菜に甘酒で甘みを加えたベジースムージー。

 ちょっと価格は高めだけど、この内容なら納得。健康になること間違いなさそうだ。

 料理には肉や魚、卵、砂糖はまったく使わず、調味料は選び抜いたもの。使う水からして、浄水器でろ過してから水素水にするというこだわりようだ。「こだわりすぎ、やっていけるの?」と、友達からも心配されるというのも分かる。

 パウンドケーキも砂糖は最低限しか使わず、生姜やピーマンを練り込むなど一味違う。辛党の筆者だけど、ここのはかなりおいしい。

 定休日は日曜日と第一水曜日、第四土曜日。営業時間は、午前十時から午後四時まで(ランチタイムは午前十一時から午後三時)。(フリーライター・吉木俊司)

ケロコのひとことメモ

 私も若くないし、野菜中心のヘルシーな食事を心がけてはいるのですが…。

 田近さんは道新文化センターの講師仲間。料理やケーキをいただき、毎日いかに濃い味の、ヘルシーとは言い難いものを食べているかに気づかされました。

 カツだと喜んで食べたら車麩のカツだったり、天ぷらだと思ったら味がしっかりついている大根だったり。これがおいしい。野菜をたくさん食べた満足感に浸ります。

 パウンドケーキも、ケロコバージョンで、甘酒の甘さを生かしたのを作ってくれました。