全国紙の元旭川支局長・K氏は、旭川を離れた後、勤務地を転々としながらも、旭川が好きで、気してくれて、ずーっと弊紙を購読していただいている。時折、本欄に対する鋭い反論や的確な指摘、私信を交えてメールをくれる。今回も、その一通。元記者らしく、「六月七日付け『編集長の直言』についての一言」との見出し付き。少し長いが、紹介する。
――菅さんがこの時期になぜ辞めなくてはならないのか? その理由がわからない。一国の首相を辞めさせるほど核心を突いた「そのわけ」は新聞各紙からは読み取れない――ということでした。
工藤さん、違うんだ! 菅さんは辞めなくてはならないし、辞めてもらわなくては困るんだ。その理由として、たった一つ挙げれば済むことなんだ。
そう思いつつ、直言を読み返してみると、工藤さんが得心いくような、ストンと心に落ちるような理由、説明が新聞及びメディアでは語られていなかった。そこを言いたかったのかな、と思った。
(工藤 稔)
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