10ノ20
TEL32-7647
秋といえば、きのこ料理です。旭川にありそうでなかった、きのこ料理の専門店が七月二十四日にオープンしました。
こじんまりとしていて、落ち着く店内。メニューはもちろんきのこがメインです。オーナーの浅野輝子さん(52)が手作りにこだわって提供するものばかり。
まずは「きのこご飯、きのこ汁セット」(お漬け物、おかず一品付、七百円)。浅野さんが作ったきのこご飯は絶品。ほんのり色付いたご飯はやさしい味で、きのこの風味が生きています。大きなシイタケ、新鮮なえのきがご飯から次々に出てきます。自家製の味噌を使ったきのこ汁を飲めば、きのこで満腹に。
単品なら「きのこ一種バター焼き」(五百円)。バターと相性の良いエリンギとマイタケがこんもり。二人前はありそうです。「きのこ天ぷら」(五百円)も凄いボリューム。
美味しいきのこご飯ときのこ汁は、持ち帰りが可能です。容器を持参して晩御飯に買っていく人も多いとか。
三合用の「きのこご飯の素」(一パック五百円)も販売しています。炊きたてのご飯にサッと混ぜればお店のご飯がいつでも味わえると人気です。冷凍で地方発送もできるので贈答品にもオススメですね。
夕飯の調達ついでに、浅野さんお手製の木いちごソースがたっぷりかかったアイス(二百五十円)を食べに、お茶をしに行くのもいいですよ。
営業時間は午前十一時半から午後八時まで。木曜定休。
(取材・佐藤日奈子記者)
ケロコよりひとこと
きのこ料理が美味しいお店が出来たと聞いて行ってみました。二、三年前、偶然比布で美味しいきのこご飯の素を見つけて、しばらく買いに通ったことがあります。「ケロコさんお久しぶり」、その時のお店の人が居たのです。
久しぶりに食べたきのこご飯はもちろん美味しかったのですが、きのこ汁もなんて素晴らしい――。五種類のきのこから出る旨味にうっとりしてしまいました。
きのこそばも、期待以上の味のよさ。
今度は天ぷらも食べに行かなくては。きのこはヘルシーだしね。でも食べ過ぎてしまいそう…。