3ノ6アークヒルズ1F
TEL25-4444

img九月にオープンしたばかりの「炉端 町屋」にお邪魔しました。「炉端焼き」のイメージとはまったく違う、お洒落な店内。BGMにはジャズが流れ、小上がりは掘りごたつ、カウンターの椅子は畳付きのベンチです。目の前で注文した食材が炭火で焼かれるカウンターは特等席。

「旭川には、ありそうで炉端焼きのお店が少ないんですよね」と話す店長の平沼恵美子さん(35)。そう言われると美味しい魚を食べられるお店はあるものの、「炉端焼き」の看板を出している店はあまりないような…。ゆったりくつろげる落ち着いた店内。オープンして二カ月、お客の年齢は幅広く、世代を超えて楽しめるお店です。

img取材した日、スタッフが手書きのメニューを作っていました。毎日変わるオススメの炭火創作料理は、どれも美味しそう。自家製の厚岸かきの一夜干し(五百八十円)や、真つぶのつぼ焼き(九百五十円)など仕事帰りのお酒の肴として食べたいメニューが揃います。通常なら塩や醤油で仕上げる焼き物に「いしる(魚醤)」を使っています。独特な魚介の旨味を凝縮した風味が焼き物をさらに美味しく仕上げています。

また、一号店の「新和食 町屋」(三ノ七、トーエービル一階)の人気メニューが食べられるのもうれしいですね。

img営業時間は午後五時半から午前一時半まで。日曜定休。

(取材・佐藤日奈子記者)

ケロコからひとこと

「新和食 町家」は、出来た頃から私のお気に入りのお店。新しくオープンした「炉端 町家」はどんな感じだろうと行くのを楽しみにしていました。

落ち着いた良い雰囲気。カウンターに座りました。「するめいか いしる干し炙り」を何だかよくわからないまま注文。これが美味しかった。「野菜たっぷりイカゴロ焼き」もヒット。イカの中にキノコが入っていて何とも言えない美味しさ。「小海老の天ぷらパリパリチーズのサラダ」もお洒落。そして「ウニと三つ葉の土鍋めし」は最高でした。二人で二杯ずつ食べられて、お腹はいっぱい。

img次に行ったときは、オススメの魚を焼いてもらおうかな。

2008年10月28日号掲載