1ノ7エンドレス1・7 1F
TEL74―3923

 旭川近郊の食材にこだわった餃子の店が出来たと、今年二月のオープン当初から話題になっていた「旭川横丁 餃子のぽん」にお邪魔しました。地産地消の店の印である「緑の提灯」が掲げられています。店内は、カウンターとテーブル席があり、黄色い椅子と、香ばしいニンニクの香りが食欲をそそります。

 こだわりの食材は、餃子のあんに東鷹栖の「彦一にんにく」と、豚肉は旭山の「大雪さんろく笹豚」を使用。皮には西神楽のゆきひかりの米粉を。さらに、中華そば(五百円)は、自家製麺で、はるゆたかブレンドの国産小麦を使うという徹底振り。その他のメニューにも道内の名前がついたものが多いのが特徴です。

 写真・左の「旭川手包み焼き餃子」(五個三百六十円)は、上はカリッと、下は米粉効果もあってモッチリと、中のあんがとてもジュージーなので、ちょっと水餃子のような感覚。自家製のタレと、地元メーカー日本醤油工業の醤油とお酢で自分好みの味にしてパクッ。これは何皿でもいけそうです。

 月ごとの限定メニューも人気です。今月は「ぽんバーガー」(二百三十円)=写真・右=が登場。カリッと揚げた餃子をバターロールでサンドしています。食べやすい大きさなので女性におススメ。この組み合せはクセになります。

 昼のランチは格安で、夜はお酒もおつまみも充実しています。もちろん持ち帰りもできます。まずは一口味わってみてください。

 営業時間は午前十一時から午後十時まで(ランチは午後四時まで)。日曜定休。

(取材・那須日奈子)

ケロコからひとこと

 暑い日が続くと、スタミナをつけようと思う。そういう時に浮かんでくるのはニンニク。ニンニクと言って思い浮かべる料理は餃子。私は餃子が大好きだ。美味しい餃子の店を探していてみつけた一軒です。

 ここは材料に極力地場のものを使い、添加物もなく、作ってすぐに出すのがいいと思う。皮もお店の奥で作っている。これを作っている人が、とてもイケメンだった――。

 皮と一緒に作っていたのが麺。全粒粉を入れているので香りも良い。この麺を使ったの中華そばは、ラーメンとはまた違う懐かしい味。これがまた美味しかった。五百円という値段も誠実。

 次は餃子と中華そばとライスのセットを食べに行こうっと。

2010年07月06日号掲載