4条通8丁目関東ビル3F TEL25―6900
四・五仲通り八丁目、関東ビルの三階にあるイタリアンレストラン「ブラスモンキー」にお邪魔しました。
店内はカウンター席とテーブル席で約三十人収容可能です。今年で七年目を迎え、四月からはランチも始めました。開始以来、ランチどきにはビジネスマンやOLの間で評判になっています。
道産や国産、それにイタリア産の厳選した食材を上手く調和させて作る料理は本格的。化学調味料は一切使いません。オーナーシェフの武石一徳さん(33)が自らイタリアを歩き、直接料理に触れて今のスタイルを確立しました。
メニューを見ると、パダニア地方、トスカーナ地方、ラッツィオ地方、カンパーニャ地方とページごとに地域色あふれるメニューが並びます。「一口にイタリアンと言っても地域ごとで特色があるんです。そういう幅広さを知ってほしいですね」と武石さん。
ランチは三種類のパスタから一つを選ぶ、前菜と自家製パンがセットのパスタセット(七百八十円)、その日のピッツアと前菜がセットのピッツアセット(八百八十円)、シェフおまかせのランチコース(千五百円)。カウンター内のオープンキッチンではピッツアのオーダーが入るとスタッフが生地をブンブン回しながら伸ばして行くパフォーマンスが見られます。
お酒の種類も豊富でイタリアワインやビール、カクテルなどおよそ百五十種を取り揃えています。二人以上なら宴会プランがお勧めです。飲み放題が付いて三千五百円からとリーズナブル。本格イタリアンでワイワイと騒ぐのもいいですね。
ランチは午前十一時から午後三時(日曜休み)。ディナーは午後六時から翌午前一時まで。水曜、第一、第三日曜はお休み。
(取材・草嶋一介記者)
ケロコのひとことメモ
まちのなかでイタリアン。またおいしいお店を見つけました。店の前を何度も通っているのだけれど、夜だけの、それも若者が行くお店だと思ってました。でも行ってみないと分からないもの。ランチもやってるし、こんなおいしいイタリアンなら夜だって友達と行きます。
私が注文したのは、きのこのペペロンチーノ。茹で加減も味も上々。上機嫌で食べていると、向こうの方に何やら動く気配が…、見てみるとピッツァの生地を回している。よくテレビで見る、あれだ。カッコイイ~と思わず見とれてしまった。次は絶対にピッツァにして、回してもらおうと決心したのでした。