旭川市2条通9丁目・℡73―6445

 市内中心部、一、二仲通り九丁目にある複合型障害福祉事業所「アダージョ」の直営レストランにお邪魔しました。

 かつて和風旅館だった施設を全面改装し、十月末にオープンしました。一階がレストラン「アダージョ」で、二階から上はグループホームになっています。バリアフリーの店舗は東海大学の学生が設計、デザインしました。

 平日の午前十一時から午後四時までを一般に開放する同店では、日替わりの「おまかせランチ」(五百五十円)と各種ドリンクメニューが用意されています。

 この日のランチはハンバーグプレート。手ごねハンバーグにとろりチーズが乗せられ、その上からたっぷりのデミグラスソース。箸で割ると溢れる肉汁とソースが混ざり合い、食欲が進みます。ライスかパンが選べます。お好きなほうをと言いたいのですが、ぜひパンを食べていただきたい。同施設内にあるパン工房で焼いたバケットをたっぷりの卵で柔らかくフレンチトーストにしています。食事に合うように甘さも控え目。これは、おすすめです。

 コーヒーやジュースは三百円ですが、食事と一緒なら百円です。バケットをスライスして丹念にオーブンで焼いた「ラスク」はドリンクをオーダーすると添えられます。昼下がりの午後、コーヒータイムにいかがでしょうか。

 「今後は自家製パンや福祉施設で作った製品を展示販売するコーナーを充実させたい。多くの人たちに知ってもらうことが、行く行くは障がい者たちの就労支援にもつながるからです」と井上俊一施設長は話します。

 営業は、月曜から金曜の午前十一時から午後四時まで。

(草嶋一介記者)

ケロコのひとことメモ

 いくら気に入ったお店でも、なかなか何度も行けない。新しいお店を探さなければならないので、ダイエット中の身としては辛いところ。それなのにここには何度も行ってしまった。

 おいしい、安い、次に何が登場するか楽しみ、というのが理由。最初に行ったときは、もちピザ、フレンチトースト、山盛りの野菜。これでも多いのに温泉玉子まで登場。これで550円は安すぎです。

 食後のコーヒーは100円。食べ終わる頃を見計らってサイフォンで入れてくれる。接客も慣れてはいないけれど、一所懸命の気持ちが伝わってくる。「お・も・て・な・し」って、こういうことなのかもしれない。明日のメニューは何だろう。楽しみ楽しみ。

 

2013年12月10日号掲載