東光5条6丁目・TEL 74-5277

 まるで不思議の国のアリスの世界が、住宅街に飛び出して来たかのようなこのお店。その名も「ありすくりぃむ」では、美味しくて見た目も可愛いアイスクリームが食べられる。

 代表の橋本瑛太さん(34)が開店にあたって研究したというソフトクリームは、生クリームが入っていて濃厚でしっかりした甘さ。でも後味はさっぱりしているので、暑い日にはもってこいだ。

 「ディズニーが好きでアリスとアイスをかけたお店にしました。可愛い外観なので、メニューも可愛いものを意識して作っています。今売り出してるのは、シマエナガシリーズですね。アリスとは関係ないですけど、可愛いでしょう?(笑)」と話す橋本さん。マシュマロでできたシマエナガの顔は、橋本さんが一つずつ手描きしている。

 シマエナガメニューは、あんことホイップが挟まった冷たいシマエナガぱんけーき(五百五十円・税込)、おしるこやアイスコーヒーなどドリンクを選べるシマエナガふろーと(五百円・同)、そしてイチオシのシマエナガそふと(四百五十円・同)の三種類。

 おすすめは牛乳からこだわったソフトクリームだが、十七種類から選べるアイスクリーム(三百五十円・同)や、ぱんけーき(四百五十円・同)、秋冬限定のクレープなどどれも可愛いビジュアルで、目を引くメニューがたくさんあり、目移りする。何度も通って制覇したくなってしまう。

 「外観もメニューも可愛らしいものが多いので、子連れのお客さんが多いですね。でもやっているのは私みたいなおじさんなので、甘いものが好きな男性にもぜひ気軽に来店してもらえたら嬉しいです」と話す橋本さんだ。

 営業時間は午前十一時から午後六時。不定休だが、土・日曜日は基本的にオープンしているとのこと。営業日の詳細はインスタグラム(QRコード)で確認できる。(作田穂菜美)

 

 

ケロコメモ
 「ふしぎの国のそふとくりぃむ屋」とある。お店の前に立つと、入らなくても美味しい予感。入ったら、まあ可愛らしいこと。
 ソフトクリーム、シェイク、サンデーと色々あって迷ってしまう。迷った結果、可愛くてインスタ映えする「シマエナガそふと」に。
 雪の妖精シマエナガとの夢のコラボと書いてある。その他にシマエナガふろーと、シマエナガぱんけーきもある。可愛いシマエナガ。食べるのがかわいそうな気が…。
 イチオシの北海道ソフト。生クリームが入っていて、甘くて濃厚。でも食べ終わって喉が渇くこともない。暑い日、思い出して食べたくなる。

2023年08月08日号掲載