秋月2ノ1 TEL 48-4787
名物「伝説のとりかわ」で人気の焼鳥店「ヤキトリツヨシ」の本店。実は、ここで「日乃屋カレー」のカレーが食べられる。
日乃屋カレーは、関東を中心に全国で約百店舗を展開するカレー専門店。ヤキトリツヨシの店主・鈴木哲也さんが、あるイベントで日乃屋カレーの社長と出会い、フランチャイズの話が進み、二〇二三年から同店での提供をスタートしたという。
メニューは、「日乃屋カレー」(六百八十円)や、「温玉カレー」(七百八十円)、「チーズカレー」(同)などのレギュラーメニューに加え、日替わりメニューも用意。どのカレーにも好きなトッピング(百~二百七十円)を追加できる。
カレーに入る具材は、タマネギと牛ひき肉とシンプル。タマネギの形がなくなるほどじっくり煮込んだところに、日乃屋カレー特製のルウを入れて仕上げられる。
早速、来店客の七割ほどが注文するという「名物カツカレー」(九百五十円)をいただいた。ひと口食べると、「どこかで食べたことがある」と、記憶が呼び覚まされる懐かしい味。口に入れた瞬間は甘く、後からしっかり辛さが感じられ、日乃屋カレーが「昭和の味」「日本のカレー」をうたっているのがうなずける。
また、上に載ったカツには薄めの豚ロース肉を使用。「カレーと一緒に食べた時、ちょうどいいバランスで味わえるようなカツに仕上げています」と鈴木さんが説明する通り、ザクっとした食感のカツとカレーライスを一緒にかみしめることで、それぞれのうまみがかけ合わさり、おいしさが倍増する。
カレーは、火曜日の昼の時間帯に提供しているほか、ヤキトリツヨシが営業している夜の時間にも食べられる。鈴木さんは「宴会コースのシメでカレーを出していますよ」と話す。
営業時間は、ランチが火曜日のみで午前十一時~午後二時。夜が午後六時~同十一時(ともに三十分前ラストオーダー)。日曜日定休。(東寛樹)
ケロコメモ
秋月にあるヤキトリツヨシ。焼き鳥屋だけど、なぜかカレーもある。
日乃屋カレー、名物カツカレー、温玉カレーや、その日のお勧めカレーもある。行った日は、かぼちゃコロッケカレー、エビ&イカフライカレー、アサリカレー。
普通のカレーにしようと思ったけど、お勧めカレーに目が行ってしまう。迷った末、アサリカレーに。想像した通り、アサリのダシがきいていて、美味しい。
毎週火曜日は、ランチもやっています。