東光9ノ3 東光市場
TEL34―3082

 東光の住宅街に魚屋さんがあります。市内のホテルや飲食店に魚や寿司ネタを卸すのが中心の店ですが、フリーのお客さんも買うことができます。

 ご主人の大和田忠司さん(57)が二十歳のときに開業した店は、今年で三十七年目。現在、奥様のミチ子さん(57)と二人で切り盛りしています。夜中の二時頃には働き始め、市場へ仕入れ、卸の寿司ネタ作り、店頭の品出し、接客、配達と一日大忙し。「人の三倍働くんだぁ」とご主人。

 一般のお客さんはなにが買えるのかな?と思ってしまいますが、そこは卸専門店ならでは。目玉は、ホテルに卸す高級魚のハラスを格安で買えること。取材をした日は、結婚式用のタイの刺身で出たアラが五百円でした。ホイルで酒蒸し、煮付け、お吸い物、塩焼き――。五百円で豪華な夕食が出来ますね。その他にも、大きなタチ、塩漬けのニシン、カレイなど目移りするほどの豊富な品揃えです。

 さらに、お任せで作ってくれる刺身盛りは「こんなに盛って大丈夫?」というぐらいの豪華さです。どれを食べてもハズレなし。抜群に新鮮、美味しいのです。

 まずは魚のアラをという人は、カレンダーを見て「大安」を確認してください。結婚式が多そうな日、その前日が狙い目です。ご夫婦との気持ちの良い会話も楽しみの一つです。

 営業時間は午前九時から午後五時まで。日曜、祝日定休。
(取材・那須日奈子)

ケロコからひとこと

 ここはそんなに大きな魚屋ではありません。初めて一人で入るには少し勇気がいるかもしれませんね。でも店内に一歩入ると感激すること間違いなし! 並んでいる魚を見ると「ただ者ではない」と思うはず。「魚ってこんなにきれいなの?」「海老って美しい」と見とれてしまいます。

 この前行った時には、タイ、タラ、シャケのアラがありました。アラ汁、煮付けにしたら最高! 今度はぜひ身を買ってみようと思います。古平のタラコも最高でした、ご飯を三膳食べたもの――。

 ご主人のきっぷの良さと控え目な奥様のコンビも良いの。今日も明日も食卓にお魚がのること間違いなしです。