旭川市宮下通25丁目 TEL31―0453

 宮下通り沿い豊岡との境界、住宅街にある喫茶店「羅夢音」にお邪魔しました。

 店内はアンティークな置物や古時計などで埋め尽くされたノスタルジックな雰囲気です。五条九丁目で約三十年間営業した店を九年前に自宅がある、この場所に移しました。

 コーヒーは全てストレートコーヒーです(日替わり四百二十円)。淹れるごとに豆を挽き、ネルドリップで抽出します。カウンター内からガリガリと豆を挽く音と香ばしい香り、それだけで落ち着きます。かつてはたくさんあった喫茶店も近年はかなり少なくなりました。ママの広瀬恵美子さん(61)は「むかしも今もこのスタイル。これからも私流は変わりません」と笑顔で話します。

 日替わりランチ(七百円)は昼の一押しメニュー。魚料理と肉料理が一皿ずつ、そして野菜料理の小鉢が四品のボリュームランチです。

 お邪魔したこの日のメニューは焼き鮭と、豚肉と野菜の炒め物、切干大根や酢の物などの小鉢四品。極力、揚げ物を減らし、野菜をたくさん使うように心掛けているそうです。「いただきます!」、家庭的な惣菜に箸が止まりません。

 このあたりは厚生病院や勤医協病院といった大きな病院があるので、製薬会社の単身赴任のサラリーマンが多いそうです。まさに不規則な男子向けの『おっかさんの定食』がコンセプト。食後のドリンクは三百円引きです。本格コーヒーとおふくろの味、ぜひおすすめします。

 午前九時から午後八時まで。無休。

(取材・草嶋一介記者)

ケロコのひとことメモ

 何度も前を通っているのに、一度も入ったことのないお店。もっと早く行けばよかった。

 ランチがすごい! ドドーンと出てきて品数の多さに驚き。これで700円は申し訳ないくらいです。焼き魚は焼きたて、お肉も出来たて。温かいからおいしさも倍に。

 鮭のマリネがあまりにおいしくて、作り方を聞いたりして。小鉢のおかずもちゃんと手を掛けています。

 食後のコーヒーは120円。一回一回豆を挽いてくれます。これがまたおいしい。これから何度も行くと思います!